シザーハンズという映画があった・・・・
わが家のねこくんたちのお話である。
抱きしめてもらいたいのに、触れると傷つけてしまう。
そういうジレンマに、彼らは気づいている・・・・
わきゃない!
上下関係というのが、どうしようもなく、ある
こっちが
その上下関係であり、
こっちは
その上下関係を、破っているのではないかと、言いたげな・・・・
加藤楸邨という人!
作品社の「日本の名随筆」シリーズは1980年代のものらしい。落ち着いた装丁と函入りの仕様はかつて、どこの本屋でも、どこの図書館でも見かけたものだった。各巻一テーマ、本巻は漢字一文字のテーマ、別巻になると漢字二文字がテーマになる。
カンタムか!?
二つの状態が
縮退する・・・・
そして・・・・ふたたび
どうしても、気になるのだ!
鳥が・・・・
虫が・・・・
とっても、気になる。
でも、お前は・・・・
気にならない!
安定させる!
いわば、重し、であったり、あるいは、アンカー、であったり・・・・
人間にはそんなものが必要なときがある。
それは猫たちも同じであろう。
ここに猫がいることで、それが重しになって、人間が安定させられる ...
猫のいる短篇!?
ご主人は文庫本を手に、釈然としない表情を浮かべている。
生涯を湘南にすごした阿部昭の「散文の基本」という本だ。
ご主人はこのところ、この本をパラパラとやって、気が向いた文章を拾い読みしているらしい。
奇妙な話がある!
じつはボヌグルには先輩がいる。
クックだ。
クックとは2002年の10月から一緒に暮らした。保護猫ではない、飼い猫が出産したうちのひとりを譲り受けたのであった。
彼は2017年の5月に死んでしまった ...
今晩は鶏の丸焼きだ!
ご夫人が今宵のディネはどうしましょうとひとりごちる。
ふむ・・・・
ふむ・・・・
そういたしたらいかがか、とご主人はいったのだ・・・・
細部にこそ!
部分が全体を凌駕することもあれば
やっぱり全体をみなければわからないこともある
